DOT23のCDM12への取り付け方法

DOT23のCDM12への取り付け方法

DOT23は高性能なパルストランスです。CDM12のデジタルアウトにこれを繋ぎ、コモンモードノイズや不要な高周波成分をカットします。

(1) DOT23取り付け前ののデジタルアウトの様子です。グレーの2芯線の先端にRCAプラグが付いています。DOT23はこのプラグを外してその間に接続します。

青い配線の1ペアは使用しません。
(1)
デジタルアウトとDOT23

ご注意

最近出荷されているDOT23は配線色が変更されています。以前は素線の先端だけを着色していてわかりにくかったということから、配線そのものに着色された素線を使っています。それに伴い「白青紫」が「白青黄」になりました。本ページの紫(バイオレット)を黄色に読み替えてお読み下さい。特性は変わりません。



(2) RCAプラグを外し、配線通りに配置した様子です。パルストランスのソース側は白線1ペアで、SPDIF出力はバイオレット線1ペアから出ています。
コアに対して、入力側と出力側のプラス側を同じ側からとるように配線します。またRCAプラグはプラス側の端子の方が中心線より離れていますので間違えないようご注意ください。
RCAのハウジウングは樹脂ですので、はんだ付けする時に暖め過ぎてはいけません。大きめのはんだゴテを良く暖め、短時間でサッと配線するのがコツです。

(2)
RCAプラグ



(3) 上のようにして取り付けた私のCDM12の端子の様子です。
ウチでは端子をBNCにしてありますが、繋ぎ方は同じです。もう1個のBNCは外部クロック取り入れ用です。

下の写真では、使用していない足の色が白く見えてしまいますが、実際には反対側が青く染めてある青線です。
(3)
CDM12端子写真